リアクティブ $: ステートメント
ルーンモードでは、状態の更新への反応は$derivedと$effectルーンで処理されます。
レガシーモードでは、トップレベルのステートメント(つまり、ブロック内や関数内でないステートメント)は、$: ラベルを先頭に付けることでリアクティブにすることができます。これらのステートメントは、<script>内の他のコードの後、コンポーネントのマークアップがレンダリングされる前に実行され、その後、依存する値が変更されるたびに実行されます。
<script>
let a = 1;
let b = 2;
// this is a 'reactive statement', and it will re-run
// when `a`, `b` or `sum` change
$: console.log(`${a} + ${b} = ${sum}`);
// this is a 'reactive assignment' — `sum` will be
// recalculated when `a` or `b` change. It is
// not necessary to declare `sum` separately
$: sum = a + b;
</script>ステートメントは、依存関係と代入によってトポロジカルに順序付けられます。console.logステートメントはsumに依存しているため、ソースでは後で出現しているにもかかわらず、最初にsumが計算されます。
複数のステートメントをブロックに入れることで組み合わせることができます
$: {
// recalculate `total` when `items` changes
total = 0;
for (const const item: anyitem of items) {
total += const item: anyitem.value;
}
}リアクティブな代入の左辺は、識別子または分割代入にすることができます
$: ({ larry: anylarry, moe: anymoe, curly: anycurly } = stooges);依存関係の理解
$:ステートメントの依存関係はコンパイル時に決定されます。つまり、ステートメント内で参照されている(ただし代入されていない)変数です。
言い換えれば、このようなステートメントは、コンパイラが依存関係を「見ることが」できないため、countが変更されても再実行されません
let let count: numbercount = 0;
let let double: () => numberdouble = () => let count: numbercount * 2;
$: doubled = let double: () => numberdouble();同様に、依存関係が間接的に参照されている場合、トポロジカル順序付けは失敗します。zは、更新が発生したときにyが「ダーティ」と見なされないため、更新されません。$: z = yを$: setY(x)の下に移動すると修正されます
<script>
let x = 0;
let y = 0;
$: z = y;
$: setY(x);
function setY(value) {
y = value;
}
</script>ブラウザのみのコード
リアクティブステートメントは、ブラウザだけでなくサーバーサイドレンダリング中にも実行されます。これは、ブラウザでのみ実行する必要があるコードは、ifブロックでラップする必要があることを意味します
$: if (browser) {
var document: Documentdocument.Document.title: stringContains the title of the document.
title = title;
}