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Svelteの最新情報:2020年12月

ツールの改善、export map、スロットとコンテキストの改善

今年最後の「Svelteの最新情報」です!今月は、rollup-plugin-svelteSapperSvelteKitのアップデートや、Svelteコミュニティからの多くのショーケースを紹介します!

新機能と重要なバグ修正

  1. $$props$$restProps$$slotsがカスタムWebコンポーネントでサポートされるようになりました (3.29.5)。また、slotコンポーネントはスプレッドプロパティをサポートするようになりました: <slot {...foo} /> (3.30.0)
  2. 新しいhasContextライフサイクル関数により、親コンポーネントのコンテキストにkeyが設定されているかどうかを簡単に確認できるようになりました (3.30.0 & 3.30.1ドキュメント)
  3. 新しいSvelteComponentTypedクラスが追加され、ベースのSvelteコンポーネントを拡張する型付きコンポーネントを簡単に追加できるようになりました。コンポーネントライブラリとフレームワークの作成者にとって朗報です!例: export class YourComponent extends SvelteComponentTyped<{aProp: boolean}, {click: MouseEvent}, {default: {aSlot: string}}> {} (3.31.0RFC)
  4. {:else}ブロック内のトランジションが正常に完了するようになりました (3.29.5)
  5. Svelteにexport mapが含まれるようになりました。これにより、npmパッケージからどのファイルをインポートできるかが明示的に記述されます (3.29.5、一部修正が3.29.63.29.73.30.0)
  6. rollup-plugin-svelteの新しい7.0.0リリースがありました。最大の変更点は、cssオプションが削除されたことです。そのオプションを使用していたユーザーは、テンプレートで示されているように、rollup-plugin-css-onlyのような別のプラグインを追加する必要があります。

Sapperの現状は?

Sapperアプリの編集をさらに簡単にするためのTypeScript定義の改善がたくさんあります!動的インポート用のCSSもclient.jsファイルで動作するはずです。(未リリース)

SvelteKitはどうなってる?

よくぞ聞いてくれました!先月初めのRichのブログ記事を見逃した場合は、こちらにあります

すべての機能とバグ修正については、SvelteSapperのCHANGELOGを参照してください。


コミュニティショーケース

アプリとサイト

  • narration.studio (Chromeのみ) は、ナレーション用のブラウザ内自動オーディオ録音・編集プラットフォームです。
  • Vippetは、ブラウザ用のビデオ録画および編集ツールです。
  • Pattern Monsterは、繰り返し可能なSVGパターンを作成するためのシンプルなオンラインパターンジェネレーターです。
  • Plant-based dietsは、世界自然保護基金 (WWF) がSvelteで構築したWebサイトです。
  • johnells.seは、Svelteを搭載したフレームワークであるCrownで構築されたスウェーデンのファッションeコマースサイトです。
  • sentence-lengthは、一部の著者がさまざまな長さで遊んでいる一方で、他の著者が1つの長さに固執している様子を示す学習・分析ツールです。
  • svelte-presenterを使用すると、Svelteとmdsvexを使用して見栄えの良いプレゼンテーションをすばやく作成できます。

デモ

学習リソース

コンポーネント、ライブラリ、ツール

  • svelte-crosswordは、Svelte用のカスタマイズ可能なクロスワードパズルコンポーネントです。
  • svelte-cloudinaryを使用すると、CloudinaryをSvelte(TypeScriptおよびSSRサポートを含む)と簡単に統合できます。
  • Svelte Novaは、新しいNovaエディターを拡張してSvelteをサポートします。
  • saosは、スクロール時に要素をアニメーション化するための小さなsvelteコンポーネントです。
  • Svelte-nStoreは、Svelteストア契約を満たし、ゲッターと計算機能を追加する汎用ストアの代替品です。
  • svelte-slimscrollは、任意のdivを、適切なスクロールバーを備えたスクロール可能な領域に変換するSvelteアクションです。
  • svelte-typewriterは、Svelteアプリケーション用のシンプルで再利用可能なタイプライター効果です。
  • svelte-store-routerは、ルーティングは別のグローバルステートにすぎず、履歴APIの変更はこのステートのオプションの副作用にすぎないことを示唆する、Svelte用のストアベースのルーターです。
  • Routifyは、Svelteルーターのバージョン2をリリースしたばかりです。
  • svelte-error-boundaryは、DOMとSSRの両方のターゲットで使用できる、Svelte用のシンプルなエラー境界コンポーネントを提供します。
  • svelte2dtsは、svelteファイルからd.tsファイルを生成し、真に共有可能で適切に型付けされたコンポーネントを作成します。

また来月!

ショーケースに追加するアイデアはありますか? Svelteにさらに参加したいですか?私たちは常にメンテナー、コントリビューター、そして熱狂的なファンを探しています... Svelte SocietyRedditDiscordをチェックして、参加してください!

今年はこのへんで!1月にお会いしましょう😎